人体の不思議展のこと
有楽町で友達と歩いていたら、「人体の不思議展」の大きなポスターが。
前回の開催で見た友達が「純粋に感動した。えぐいものじゃない」としきりに褒めていたので、
前々から興味があった。でも、国際フォーラムでやってるとは知らなかった。
せっかくなので、と、ふらっと立ち寄ってみることにした。

筋肉や血管がむきだしの人がたくさんいた。
たしかに、こわいものじゃない。本で見てきた「からだ」が生の状態で目の前にいる。
筋肉組織はなんだかササミみたいで、食べられそうな気さえした。
よく見ると一体一体表情がある。
指先の爪のすじからようやくホンモノの人間だという実感が沸いてくる。
でも、それらほとんどは感情的なものをまるきりとりのぞいた、モノ化した「からだ」だった。
見ている人たちの表情に浮ぶのは純粋な興味・・・。

毛細血管の細かさ、意外に小さな脳、太く頑丈そうな背骨が印象的。
その人たちの生前に考えをめぐらすことを、頭が回避しようとしていたと思う。
3ヶ月から10ヶ月まで並べられた胎児の標本を見ていて、ついに耐え切れなくなった。
ほとんど完全な人間の姿だった。胎児って言っても両手に抱えられるくらい大きかった。
いろいろと考え出したらなんだかお腹が痛くなって、吐き気がして、会場を逃げ出した。
(流石に赤ちゃんは切り裂かれたり皮膚を葉がされたりしてないぶん、リアルに「人間」を感じさせられ、感情が入り込んじゃったんだろう)

帰ってきてこの企画展について調べて見ると、なにやらいわくありげな舞台裏が見えてきた。
http://www.med-legend.com/column/etc8.html#body_world
http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/culture/story/20040910201.html

この展覧会から受けた衝撃、運営団体や企画内容について、いろいろ考えさせられる。
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by suzumecco | 2004-09-17 00:48 | dialy
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