中間6割の巻きこみ方
合宿ではゼミの運営について後輩から相談を受けて、結構話しました。
モチベーションや能力に差がある集団をどうまとめていけばいいのか
って言うのが課題。

40人以上の大所帯になってしまったうちのゼミですから、いろいろな人がいるわけです。
目標を高く持って課題に取り組める人と、楽しい方向に流れるばかりの人。

個人発表だから各人の勝手に、って割り切ってたころは気付かなかったけど、
全体でひとつの課題に取り組んでいる今、
このモチベの差異が「一部の人の負担」になってしまう・・・
やらないひとの担当分を、真面目な人が請け負わなきゃならなくて、それが重なると、「やるひと」は、望んでやってた課題が重たいタスクになって嫌気がさしてくるし、「やらないひと」はうしろめたい気分を持ちつつも、結局やらずに済むことを覚えるからますますいいかげんになる。さらに「やるひと」は「やらないひと」を恨み、空気がぎすぎすしてしまう・・・

私たちの代までは見えてこなかったこういう歪みがいま顕著になってきているみたい。

時間的な制約もあって「やらないひと」を「切る」(=やるひとだけで進めていく)方法が取られたから上のような状態になってしまったんだけど、「まきこむ」努力も必要なんじゃないかなぁ。程度の加減はあるにせよ。
そう言ったけど「やらないひとを拾うのはもう疲れた・・・」と言われてしまいどうしたものか。

そんなとき、話題に出たのが、集団におけるデキル人の比率の話。

 上位2割は「自分で考えて行動できるひと」
 6割は「指示が与えられればそのとおりに仕事をこなせるひと」
 残りの2割は「指示があってもやる気がないor能力がなくてできないひと」


8割が動けば組織は動く。
2割のブレーンだけでも息切れしちゃうし、残り2割に合わせようとしたら全体のレベルが下がってしまう。8割が大事、みたい。

これはどんな集団にもだいたい当てはまるって聞きました。

この下位2割っていうのは、サークルだったら、「飲み会だけ来るひと」みたいな感じかな。幹部やってたころ、そういう微妙な人の存在を微妙に思ったときもあったけど、「好きでやってることだから、メインの活動に関わらないひとも居場所があってもいいだろ」って友達に言われて納得したのを覚えています。

仕事に対価(給料)が支払われる会社の場合は、やらないひとが許されるなんて状況はあっちゃいけないと思う。普通この下位2割を常に切り捨て(リストラ?)、新しい2割を入れ続けることで、組織を活性化させると言います。

ゼミ場合は?
一応対価(成績)もあるし、全体で決めたことをやらないなんて本当は有り得ないことでしょう。でもやっぱりやらないひとはやらない。そこで、全体に向かって「やらないやつありえない!」って叫ぶのは簡単だけど、そうしたら6割の「言えばできるひと」まで切り捨てることになってしまう。彼らは拾わなきゃならない、と先輩は言います。その6割の気持ちをつかむ「巻きこみ方」は意識しないと、って。

ただその場合は、「カリスマ性をもったリーダー」の出番だろうな。
みんなの目的意識を共有するには、楽しい雰囲気で全体を盛上げなきゃはじまらない。
でも、今運営の中心にいるのは、どちらかと言うと参謀タイプ。
「目的に対する方法論をまとめ、実行に移す」ことは出来るけど、そもそも目的が共有されていないと、どんなに合理的なプランでもひとは動いてくれない。だから今のゼミは停滞気味なんだろう。

私自身はどっちかというと後者だと思うし、たぶん上に立つとしてもナンバー2が向いている気がする。だからテコ入れしようにも、難しく考えすぎてしまうばかりなんだ。

友達のTは戦略的に「盛り上げること」ができるタイプだからこういうときとても頼りにしてしまう。それぞれの個性がうまく噛み合った時、、組織はいい方向にぐんぐん回っていくから、それを期待したいなぁ。

こうやってひとを分けるのって正直おこがましいとも思うけど、それでも、考えずに入られないみたいです。
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by suzumecco | 2004-09-30 01:02 | dialy
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