まとめてアップしたかったので、過去に遡って書いてみました。
これは知り合いにはあんまり見られたくないけれど、 ばれたらばれたでしょうがないような。。。 どこかで同じような悩みを抱えているひとの一助になれば、幸いかな、と思って書きます。 今日は二つ目の検査、睡眠潜時反復テスト ( MSLT : Multiple Sleep Latency Test )を受けた。 これは、おおよそ、以下のようなものであるらしい。 MSLTは1976年にスタンフォード大学のカースカドン博士(Carskadon,M.A.)らによって開発された方法で、眠けが強いほど早く眠ることができるだろうという仮説にたった、眠さを客観的に測定する方法である。手続きとしては、はじめに被験者は静かな暗室のベッドに横になり、眠るように教示される。脳波を測定しながら、目を閉じてから睡眠段階1が出現するまでの時間(睡眠潜時)を測定して、これを眠けの強さとする。すなわち、睡眠潜時が短いことは眠けが強いと考え、長いことは眠けが弱いと考えるのである。普通、MSLTは起床後2時間ごとに20分間の脳波記録が5~6回繰返して行われる。被験者が20分以内に眠ることができれば、その潜時が得点になり、被験者が20分以内に眠ることができなかった場合は20分がその回の得点になる。これによって得られた得点(睡眠潜時)を時系列にプロットしていけば、ちょうどV字型に似た図ができあがる。この図は睡眠の質や量 を反映しており、これによって眠さの度合いが評価される。(以下の一つ目のリンクから引用) 実際の検査は、上記に書かれていることとおおむね同じだった。 朝行って、計4回2時間おきに脳波をはかり、それ以外の時間はぶらぶらしててよい。 ただし、カフェイン、タバコ、運動、昼寝は厳禁である。 検査はまず、ざらざらしたクリームと、柔らかいクリームを順に頭と顔10箇所くらいに塗って、カラフルなコードの電極をぺたぺた。髪のなかに塗られるのが気持ち悪かったがまぁ仕方ない。コードにつながれると、なんだかたいへんなことになってしまったようなおかしな気分になる。やっぱり病院は陰鬱でいやだ。 上記の検査内容は今日帰宅してから調べてわかったことであって、病院から事前に聞いていたのは「昼間の眠気を調べる検査です。これでナルコレプシーかどうかの診断ができます」といった簡単な説明をだけだった。 そんなわけで、私はなんだかよくわからないまま検査を受けたので、検査室に入り「これから記録を始めます。目を閉じたままでいて下さい。眠くなったらそのまま眠って下さい」という指示を受けたときにも「寝ないほうがいいのだろうなぁ」と感じて一生懸命小難しい思考(論証法だとか、web2.0のビジネスモデルだとか)をに集中しようとしていた。しかし、暗いところに横になってやることもないのだから、あっさり眠りに落ちた(苦笑)。まぁ、予想通りかな。 担当の医師(?)には「はじめのほうで緊張していたようだが、体調はだいじょうぶ?」と心配された。どうやら私の悪あがきも脳波に影響が出ていたらしい。 この検査で考えてる中身まで見られてしまっていたら怖いなぁとなんとなく思った。(その時点で検査の内容をたいして理解していなかったので、どこまでわかるのか未知数だったのだ) それはそうと、一回の検査が終わると次までは一時間半以上空き時間がある。 院内で時間つぶしをすると気が滅入るの外に出ようと思ったら、あいにくの雨。しかもカフェイン禁止で喫茶店はけっこうしんどい。毎回検査を受ける人はこの「暇つぶし」に苦労するらしい。 はじめの空き時間はぶらぶらしてずぶぬれになり、しかたなく院内にもどって本を読んでいたが、次の時間にはご飯を食べに外へ出かけた。雨もちょうど上がってきたので、カフェでパスタとホットミルクを注文した。紅茶が飲みたい・・・あったかくてミルクたっぷりの!それはなんとか我慢(苦笑) そんな感じで4回の検査が終わり、今日は終了。 会計は検査料として650点。負担金額は7割負担で1950円。 前回よりも安くて意外だった。こんなものなのだろうか。 次は担当医から結果が聞かされるらしい。 ビョウキの診断が下りるのか、異常はないからがんばってと放り出されるのか・・・。 悪いほうに考え出すと、なんだかどっちになっても嫌だなぁ。 できるなら次は行きたくないが、逃げても仕方ない。 どちらにせよ、ここまでお金と時間をかけたのだから、何らかの改善策の提案はしてほしいところである。
by suzumecco
| 2006-09-14 23:12
| sleeping
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もうひとつの隠れ家
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