【小論文】良いM&Aとは?
M&Aの問題は、論文を書くにあたり、もう一度勉強しなおしました。しかし、完全には理解し切れなかった・・・。論文は800字なので、このくらいかければいいやーという感じで書いたら、momota先生にぼこぼこにされました。結局書き直したのはこちら。


■問題;5月1日から外国企業による三角合併が解禁された。これに対し上場会社の敵対的買収防衛策がすすめられてきたが、経済・経営的視点から「良いM&Aとは何か」延べよ

三角合併とは親会社の株式交換により企業買収を容易にするものである。しかし、多くの企業は敵対的買収防衛策をすでに講じており、M&Aに対して消極的である。なぜなら、ライブドアによるニッポン放送株買占め事件や、外資系企業による突然の日本企業買収により、M&Aの負の側面ばかりが強調されたからである。
 しかし、M&Aの本来の目的は、経営の合理化により、買収企業、被買収企業双方の価値を高め、持続的成長を実現することである。従って、企業は負の側面だけを注視せず、良いM&Aについて考察する必要がある。
経営的に良いM&Aとは、買収元と買収先のシナジー効果により互いの強みを生かして双方の企業価値を高め、競争力を強化するものである。具体的にはM&Aにより、①販売チャンネルの相互利用による売り上げ増②重複機能の統合や物資の共同調達によるコスト削減③技術共有による生産性向上④経営知識の共有による合理的な経営の実現などにより企業価値・競争力が向上する。
 経済的視点から良いM&Aとは、現在の産業構造から高付加価値産業への移行を促すものである。高付加価値産業への転換が図られれば、その結果、①流通量の増加による経済の活性化②高付加価値製品の生産による国際競争力の向上③低価値企業の排除と経営不振にに陥っているが成長可能性を持つ企業の救済、などが実現される。
以上のように、M&Aは負の側面ばかりでなく、企業価値の向上、日本経済全体の底上げが期待できる。そのM&Aを容易にする三角合併は本来の目的に沿う形で実施された場合、社会全体の利益につながる。私たちはM&Aに対していたずらに不安をかきたてるのではなく、個々のM&Aが持つ意義を検討していくことが大切だと考える。


※この文の著作権はsuzumeccoおよびmomotaにあります。
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by suzumecco | 2007-11-27 00:48 | 消費生活アドバイザー
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