三日目の朝、私はなぜかひとり早くに目が覚めた。 リビングから流れるコーヒーのにおいにつられて置きだしたら、パパとママがお散歩にでかけるところだった。 「私も一緒に行っていい?」と聞くと、ママが車に乗せてくれた。 パパは先にトラクターでぐんぐん丘を登っていく。 外はすでに明るい。まだ5時台というのが信じられないくらい、朝の光だった。 丘をあがっていくと、そこには彼らの牛たちがのんびり草を食んでいた。 「なんでこんなところにいるの?!」 突然ママが怒り出して、車を降りると牛たちを追い回した。私、唖然。 「KENが柵を開けちゃったのね。この道には彼らは来てはいけないのよ」と説明してくれた。 犯人とされたKENパパは、トラクターでぐんぐん走り去っていく。 彼を追いかける牛の群れ・・・50頭くらい? 「彼らはKENNYの子供なのよ。パパが大好きだから追いかけてるの」 とさっきとは打って変わって愛しそうに語るママ。 うーん、これが大自然のはぐくむ愛なのかぁ・・・・・・・。 帰りに、大きな鳥の巣と、見渡す限りのの農園を見せてもらった。 「ここはすべて私たちの土地なの」 そういったママは、大地と動物たちをこころから愛してる顔をしていた。 家に戻ると、友達二人はまだ眠っていた。 起きるのを待って、今朝の素敵な話をしたら、、彼女たちも「明日はぜひ行きたい!」と興奮気味。 農場の暮らしにどんどんはまっていく私たちなのでした。
by suzumecco
| 2007-09-19 23:40
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もうひとつの隠れ家
heavenly cage
愛犬「鈴」の部屋 カテゴリ
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