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【小論文】循環型経済社会を構築のためにすべきこと
続きまして、苦手な環境です。これは前日に添削してもらって、ぎりぎり準備しました。でも出なかった・・・・。


■問題;わが国における廃棄物処理の現状を説明した上で、循環型経済社会を構築していくために、事業者消費者、行政はどのように取り組むべきか論じなさい

近年、石油など天然資源の枯渇が懸念されている一方で、廃棄物の排出量は依然として多い。日本の廃棄物の量は、一般廃棄物が年間約5千トン、産業廃棄物が年間約4億トンある。一般廃棄物の最終処分場の残余年数は、約13.2年、産業廃棄物では6.1年とされる。
日本の廃棄物処理の問題点として①天然資源の無駄遣い。②最終処分場の処理能力の限界。③焼却時の大気汚染や、不法投棄による土壌汚染などの環境問題の4点が考えられる。これらの解決には循環型経済社会の構築が必要だ。そのために事業者、消費者、行政は何をすべきか。
事業者は、①廃棄物になりにくい製品作りや、回収した製品の再生利用を行う。②エコラベルなどを用い環境情報を提供する。③ISOを取得するなどして、環境経営に努める。④製品ではなく機能を売るというサービサイジングを推進し、脱物質化をはかる。
消費者は、環境影響に配慮したライフスタイルを実践するグリーンコンシューマーとなることが求められる。具体的には①商品の選択時、本当に必要なもの以外は買わない。②環境負荷の少ない製品や、環境保全型企業の商品を選ぶ。③不要なものは廃棄する前に再利用を試みる。④最終的に廃棄する際は適切に分別し資源として再生利用する。
行政は、法律や制度を整備し、事業者や消費者に対し循環型経済社会作りへの動機付けを行う。具体的には、①循環型社会系盛衰新基本法や、②容器包装リサイクル法・家電リサイクル法など各種リサイクル法を制定。③資源の再生利用のため各自治体で廃棄物の分別回収を実施し、不法投棄の取り締まりも行う。
 以上から、循環型経済社会の構築には、廃棄物の発生抑制・再使用・再生利用という3Rを実践することが重要である。このうち最も重要な発生抑制を最優先して取り組むことが、日本の持続的発展を可能にすると考える。


※この文の著作権はsuzumeccoおよびmomotaにあります。
by suzumecco | 2007-11-23 13:02 | 消費生活アドバイザー
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