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今更だけど「電車男」
少し前に、友人から「電車男」という単語を聞いていました。そのときはたいして気にとめていなかったっけれど、アサヒコムを読んでいて、こんな記事を見つけたのです。

2ちゃんねる発「純愛物語」にハマりまくる人々

もうすでに有名なようだけれど、2ちゃんねるで「純愛ストーリー」がリアルタイムで語られたらしい。それがどうやら実話。不器用な男が痴漢から助けた女性と恋におちるまでの相談&報告と、掲示板の住人たちとのやりとりをまとめたものが、ひそかに大ブームになっているそうです。なんとはなしに読んで見たら、止まらなくなりました。

【電車男 緊急指令 「めしどこか たのむ」】
※読むのに2時間ほどかかるので注意してください。

さらに、"電車男氏とエルメス嬢のエピソード を、エルメス嬢の視点から記述しようと試みた、実験的フィクション"なるものまで登場。

Hermes

オリジナルを思い出しながら読んだら、ちがった感動があった。
名前を持つとフィクションにより近く感じるのはなぜだろう?
女性視点と、2ちゃんねる語でないおかげで、私にはこちらの方が違和感ないのだけどね。
あの臨場感がないかわり、しずかで、ほんとのよくできた恋愛小説みたいです。
女の子にはこっちのほうがおすすめかな。

こんな「電車男」に魅せられる人々について、みなさんいろいろな感想を持っているようです。
私も月並みだけど「こんな感覚あったなぁ」って懐かしくなりました。そして、こんなふうにとてもどきどきしながら、どうしたらいいんだろう?って悩んだり、ただ相手を想ったりするあの感じを、取り戻したいって思いました。(もっとも、今はふとそういう感覚がよみがえっても、うまく表現できなかったり、あきれられちゃうんだけど)
あと、彼女のスマートさや思いやりはとても素敵だと思うし(女として見習いたいです)、恋愛初心者の男の子の実直さや不器用さが微笑ましく思いました。ははは、ハマりすぎかしら。

その後の話もちらほら聞きますが、電車男の物語としてはここで終わったのでしょうから、これ以上追わないつもりです。フィクションかどうか、実際のところはわからないけれど、あたりまえの恋愛を当たり前に一生懸命頑張って幸せを手に入れた二人の勇気を素敵だと思います。ただ、それだけ、かな。でも、これだけたくさんのひとのココロをつかんだってことはやっぱりすごい。
by suzumecco | 2004-07-25 03:40 | news
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